活動実績(2013年度)

2013年4月14日  初めての試みとして「龍泉寺里山ウォークと樹木観察会」を行いました。コバノミツバツツジが咲き、若芽がではじめた樹木を観察しながら、龍王池周辺を散策しました。参加者が少なく、反省しきりでした。

龍泉寺里山ウォークと樹木観察会の受付所

龍王池とコバノミツバツツジ

重井薬用植物園で湿地の保全について
説明を受けている風景

2013年4月25日  「龍泉寺の自然を守る会」の会員研修として、重井薬用植物園を視察し、学習しました。
重井薬用植物園のホームページ

重井薬用植物園は、岡山県の自然保護に尽力された重井病院の創設者 故 "重井博″博士が、県の希少植物の"種の保存″のために、植物園を整備したことに始まります。(1964年) 1990年代に国や県で絶滅危惧種のレッドリストが制定され、移植した植物の中に80種もの絶滅危惧種が含まれ、重井薬用植物園が果たした役割が見直されています。
「龍泉寺の湿地は、"湧水型湿地″で粘土質の地質と湧水によって形成される。湧水型湿地は、湿地面積が小さいこと、湧水の状態に左右されやすいことなどから、湿地を安定的に維持することは難しく、湿地の管理方法は確立されていない。植生の状況を観察しながら、水を小まめに管理することが大事で、湿地の変化は5年ぐらいの長期サイクルで見ていく必要がある。」ことなどを片岡園長から教えていただきました。この時季に、園内に咲いている希少植物を観察させていただきました。

オキナグサ(重井薬用植物園)

ノウルシ(重井薬用植物園)

2013年4月30日  セブン‐イレブン記念財団の「2013年度公募助成」に応募していました。4月30日に「2013年度公募助成 決定通知(4月26日付け)」を受取りました。
私どもの地道な湿地の保護活動を評価していただいたことに感謝しています。対象活動名は、「龍王池周辺の絶滅危惧植物の保全活動を持続あるものに整備する」です。①湿地を良好な状態で維持するための湿生遷移対策、②観察会などの自然に親しむ行事を企画して、湿地の自然保護への賛同者を増やすことが、主な活動になります。賛同者の中から、「龍泉寺の自然を守る会」の後継者が育つことを期待しています。

2013年5月26日  "岡山県自然保護センター友の会″と共催で「龍泉寺の湿生植物観察会」を開催しました。 自然保護センター友の会から多くの参加があり、総勢31名になりました。

龍泉寺の湿生植物観察会の受付風景

サギソウ湿地でモウセンゴケを観察

トンボ池湿地、もみじ谷湿地、サギソウ湿地、上こい岩湿地、こい岩湿地の5つの湿地を見て回りました。もみじ谷湿地とサギソウ湿地では、潅木に覆われた復元前の写真と現状と比較し、湿地保全の意義について考えました。

こい岩湿地のトキソウ

こい岩湿地のヒメミクリ

この時季の龍泉寺の湿地の代表的な希少植物は、トキソウとヒメミクリです。岡山県自然保護センターの地職先生から、「トキソウは、地下茎と種子の両方で繁殖します。実生の発芽率は低いようで、発芽には共生する菌が存在しないと生育しないそうです。持ち帰って自宅で育てようとする人がいますが、自然の中で見守ってください。」
「岡山県に自生するミクリの仲間全種が、県の絶滅危惧種に指定されています。ヒメミクリの生育地は少ないので大切にしてください。」など、観察ポイントごとで説明がありました。

こい岩湿地でヒメミクリを観察

木道橋からトキソウの写真撮影

こい岩湿地のトキソウは、昨年より多くの花が咲きました。約10アール の湿地全面にトキソウが広がり、推定1万株はありそうです。木道橋の近くにもトキソウが咲きそろい、参加者は、一眼レフデジカメ、コンパクトデジカメ、携帯電話のカメラで、木道橋から思い思いに写真撮影を楽しまれました。

2013年5月30日  もみじ谷湿地、サギソウ湿地、こい岩湿地の水質調査と3月に実施した湿生遷移対策の状況把握を行いました。"重井薬用植物園″の片岡園長に、湿生遷移対策の技術指導を正式にお願いしました。3月に測定した同じ地点で、電気伝導度を測定しました。もみじ谷湿地では、湿地の許容範囲を超える高い電気伝導度を記録しました。モウセンゴケが繁茂し、昨年以上にトキソウが開花していることから、栄養分以外の成分で電気伝導度が高くなっている可能性があるとのことでした。こい岩湿地の電気伝導度の測定結果は、前回と同じ傾向を記録しました。トキソウは、こい岩湿地の全域に分布広がり、昨年より推定1.5倍の花をつけました。3月に実施した対策は、すぐに効果がでるものではありませんが、トキソウに悪い影響を与えなかったのは確かです。

もみじ谷湿地の水質調査

こい岩湿地の水質調査

2013年6月5日  山陽新聞岡山市民版に「薄紫の花 トキソウを楽しんで」の記事が掲載されました。新聞掲載の時期が遅れ、トキソウの開花のピーク時を過ぎていましたが、多くの方がトキソウ観察にこられました。

2013年6月16日  「ノハナショウブとハッチョウトンボの観察会」を実施しました。観察会に合流参加された団体を含めると総勢41名の参加がありました。 6月3日には、ハッチョウトンボをサギソウ湿地で6匹、こい岩湿地で2匹を確認しました。その後雨が降らず、真夏並みの暑さの異常気象が続き、湿地が干上がり、ハッチョウトンボを確認できない日が続いていました。

ノハナショウブとハッチョウトンボ観察会受付

トンボ池湿地のノハナショウブ

湿地を回り、ノハナショウブ、ジュンサイ、モウセンゴケ、ヒメミクリ、オカトラノオ、ミヤコグサ、チゴザサなどの花を観察しました。参加者の多くの方は、ハッチョウトンボがお目当てのようでした。観察会の前日雨が降り、ハッチョウトンボの出現に期待がかかりました。

こい岩湿地でハッチョウトンボを探す風景

サギソウ湿地でハッチョウトンボを探す風景

こい岩湿地とサギソウ湿地で、熱心にハッチョウトンボを探しました。ハッチョウトンボは日本で一番小さいトンボで、探し出すのが大変でした。こい岩湿地で1匹、サギソウ湿地で8匹のハッチョウトンボを確認することができました。 サギソウ湿地では、散策路から手の届くところにハッチョウトンボが停まっていて、満足がいくまで写真撮影をすることができました。

当日撮影したハッチョウトンボのオス

当日撮影したハッチョウトンボの若いメス

ピットにいたニホンイシガメ

2013年7月6日  こい岩湿地の土砂止め用に穴を掘って造ったピットが、梅雨の大雨で砂に埋まってしまいました。湿地に砂が入らないように、ピットに溜まった砂を運び出しました。ピットの中から、10cm ほどのニホンイシガメを捕まえました。ニホンイシガメの個体数が減少し、岡山県では絶滅危惧Ⅱ類分類されています。
もみじ谷湿地のガマが生育範囲を広げてきました。拡大しすぎないように、一部のガマを除去しました。

2013年7月21日  「夏休み親子竹細工教室」を実施しました。
先生に、当会のEさんとお仲間である自然体験リーダーズクラブメンバーの3人の方にお願いしました。参加児童は定員の10名で、保護者、当会の会員を含めて総勢28名の参加でした。

先生から道具の使い方を教わっている風景

道具の使い方(注意事項)のテキスト

先生から道具の使い方や怪我をしないための注意事項を教わり、水鉄砲、紙鉄砲、ガリガリとんぼ、竹とんぼ、うぐいす笛を作りました。
小学3年生のM君が寄せてくれた感想文「初めて自分で作った竹細工」を掲載します。
『ぼくは、りゅうせん寺で初めて自分で竹細工を作りました。最初に、使う道具がならんでいるのを見て、ナイフやのこぎりがあったので、こわかったです。でも、使ってみると、みんなから「上手だね。」と言われ、うれしくなりました。ぼくはナイフを使ったのはそのときが初めてだったけど、けがをすることなく、上手に使えたので「あれ、ぼく、こんなに上手なのかな?」とびっくりしました。 ----- 中略 ----- 作っているときはたいへんだったけど、それであそんだときはふつうのおもちゃよりもすごく楽しく感じられました。それは自分の手作りだからだと思います。ほかにももっといろいろな竹細工でおもしろいものがあったら、自分の手で作ってあそんでみたいです。
未来には、もっともっとゲームやきかいのおもちゃがふえているかもしれません。でも、ぼくは未来の人にこのおもしろいあそびを伝えて、教えてあげたいです。ぼくはこの体けんを通して、ナイフやのこぎりなどのあつかい方を知りました。家でもこのようなものを作りたいと思いました。』

親子で穴あけ作業風景

思い思いに竹細工制作風景

「親子竹細工教室」は、天然の竹などを利用して遊ぶことのなくなった子供たちに、夏休みの自由研究、親子の思い出作りになればと思い企画しました。参加された皆さんは、時間を忘れて熱心に一生懸命に取り組んでおられました。事前に竹細工の準備をされたEさんと当日技術指導をしていただいた自然体験リーダーズクラブメンバーの方々にお礼を申し上げます。

できあがった水鉄砲で談笑

的に向けて水鉄砲のテスト

2013年7月31日  「龍泉寺の自然を守る会」の地道な湿地の保護活動が評価され、“岡山市身近な生きものの里事業”に認定されました。岡山市の「身近な生きものの里」事業は、身近な野生生物をシンボルとした環境保全活動を、市民と行政が協働で推進することを通じて、それぞれの地域特性に応じた、身近な自然を大切にする地域づくりを図ることを目的としています。この事業目的は、私ども「龍泉寺の自然を守る会」の“目標と理念”に符合しています。

夏の草刈り

2013年8月9日 サギソウの開花に先立って、観察用の遊歩道の草刈りを行いました。セブン-イレブン記念財団からの助成金から草刈り機を購入させていただきました。こい岩湿地の手すりが老朽化したので取り替えました。

山陽新聞掲載 2013年8月10日

2013年8月10日  山陽新聞岡山市民版に「かれん サギソウ見ごろ」の記事が掲載されました。8月18日に「サギソウの観察会と写真撮影会」を開催することも記載していただきました。
新聞に掲載された日の午前中に多くの方が見にこられました。翌日の日曜日には、昼間の暑さを避けて午前6時ごろからこられた方もいました。今年は、サギソウの写真撮影にこられた方が多かったと思います。

2013年8月15日  KSB瀬戸内海放送からサギソウのテレビ取材がありました。当日の夕刻の天気予報に時間帯で龍泉寺のサギソウの紹介がありました。8月18日の「サギソウ観察と写真撮影会」も紹介していただきました。

2013年8月18日  「サギソウ観察と写真撮影会」を実施しました。一般参加30名、会員も含めると総勢38名の参加がありました。多くの方が、デジタル一眼レフカメラを持参されていました。

サギソウ湿地での撮影風景1

サギソウ湿地での撮影風景2

写真撮影会は始めての試みで、当日撮影されたお気に入りの写真(1人当たり2枚)をプリントして、即席展示し、観賞しました。参加者全員で、好みの写真に投票し、優秀作品を選びました。

プリントした写真を模造紙に貼り付け

写真を展示して観賞

入賞された作品は、ワイド4切にプリントし、龍泉寺の休憩所に設置している写真コーナーに、1年間展示します。夏の暑い半日を楽しみました。

最優秀作品(サギソウ)

優秀作品(チョウトンボ)

2013年8月31日  重井薬用植物園の片岡園長に来ていただき、もみじ谷湿地、サギソウ湿地、こい岩湿地の水質調査とカモノハシ、コマツカサススキ、アブラガヤ、サワギキョウ、サワヒヨドリの繁茂状況の把握を行いました。
湿性遷移の調査後、「絶滅危惧種とは何か」と題して、片岡園長に講演をしていただきました。

もみじ谷湿地で水質調査風景

スライドによる講演「絶滅危惧種とはなにか」

こい岩湿地の水が抜けた水溜り

2013年9月19日  石と泥と土嚢でせき止めた‘こい岩湿地’の底の泥が流されて、水が抜けてしまいました。土嚢と山土で埋めて補修しました。
土砂止めピットに雨で運ばれてきた土砂を撤去しました。こい岩湿地のモウセンゴケが生育する領域に、カモノハシの侵入が目立つようになったので、一部除去しました。

こい岩湿地で水質調査風景

2013年10月19日  重井薬用植物園の片岡園長に依頼し、もみじ谷湿地、サギソウ湿地、こい岩湿地の水質調査を行いました。3月、5月、8月、10月の4回、湿地の水質調査を行い、年間を通じての電気伝導度の変化を調べました。
こい岩湿地では、枯れ始めたコマツカサススキ、カモノハシが生育範囲を広げていました。湿地周辺の外来植物、ヒレタゴボウ、アメリカセンダングサ、セイタカアワダチソウを抜いて、焼却処分をしました。

2013年10月21日  湿地と観察通路を仕切っているサギソウ湿地の柵の腐敗した3本の杭を取り替えました。
サギソウ湿地とこい岩湿地のモウセンゴケが群生する領域に、カモノハシの種が飛んで株を張るようになってきました。このまま放置すると、近き将来、カモノハシが繁茂し、モウセンゴケの群落が消滅する恐れがあります。この領域を重点管理区域として、カモノハシの株の一部を抜き取りました。

サギソウ湿地の柵の補修作業風景

こい岩湿地で見つけたオオコオイムシ

こい岩湿地で作業中に、タガメに似た昆虫を見つけました。図鑑で調べたところオオコオイムシと分かりました。こい岩湿地では、メダカ、カヤネズミ、イシガメ、トノサマガエル、ニホンアカガエル、ハッチョウトンボ、オオコオイムシの希少動物の生息を確認しました。希少植物の保護が、希少動物の保護に役立っていることが判りました。

2013年11月16・17日 雨で延び延びになっていた木道橋などに保護塗料の塗装作業を実施しました。保護塗料は、セブン-イレブン記念財団からの助成金で購入いたしました。

“こい岩湿地の木道橋”の塗装作業風景

“サギソウ湿地の木道橋”の塗装作業風景

ベンチ、標識、杭、切り株など木製の部分にも保護塗料を塗りました。腐って折れる柵の杭を見かけるようになり、折れた杭を6本取り替えました。

標識の塗装のために名板をはずしている風景

腐った杭を取替えロープを張り替えました

サギソウ湿地の遊歩道でぬかるみの箇所に、踏み石代わりに切り株を配置しました。木道橋を設置してすでに4年経過し、今後補修作業が増えてきそうです。

ぬかるみに切り株を配置し歩きやすくしました

塗装を終えた“こい岩湿地の木道橋”

セブン-イレブン記念財団の
季刊誌 2013年冬号の表紙

2013年12月12日  2013年度の活動助成を受けているセブン-イレブン記念財団の季刊誌「みどりの風」2013年冬号に、 “龍泉寺の自然を守る会”の活動が紹介されました。多くの助成先の中から、私どもの活動が取り上げられたことを光栄に思います。
季刊誌に掲載された記事は、セブン-イレブン記念財団のホームページの“公募助成(助成先の紹介)”のページにも、「湿地を復元し希少植物を後世に残す活動(龍泉寺の自然を守る会)」として公開されています。

2013年12月13日  龍泉寺さんから案内板を寄贈していただきました。
案内板は、サギソウ湿地の入り口に設置しました。案内板には、“龍泉寺の自然” “龍泉寺の自然を守る会の活動” “旬の野草・樹木・トンボの写真”などを掲載していきます。

サギソウ湿地に設置された案内板

案内板の掲示内容

2014年1月17日  岡山市が運営するサイト「おかやまESDなび」のページに、「身近な生きものの里・龍泉寺の自然を守る会」として、活動内容が紹介されました。2014年10・11月に岡山市と名古屋市で「ESDに関するユネスコ国際会議」が開催されます。「おかやまESDなび」は、岡山市のESDおよび種々の関連活動を掲載するポータルサイトです。

2013年12月26・27・28日、2014年1月18・19日  湿地の枯れ草の刈取りと搬出を行いました。この作業は、最も重要な湿地の保全作業です。
年末に刈取り、1月に刈取った枯れ草を搬出しました。カモノハシ、コマツカサススキ、サワヒヨドリ、サワギキョウ、チゴザサなどが枯れ草の主体です。

枯れ草が茂る“こい岩湿地”

枯れ草を刈り搬出後の“こい岩湿地”

湿地の水の出口を土嚢で堰き止めて、水位を上げているので、昨年以上に湿地はぬかるみました。

枯れ草の搬出作業風景 もみじ谷湿地

枯れ草の搬出作業風景 こい岩湿地

湿地から搬出した枯れ草を、軽トラックで集積場所に運びました。昨年とほぼ同じぐらいの枯れ草の量でした。枯れ草は、土と混ぜ、切り返しをおこない、2年後には良質の腐葉土になります。湿地を貧栄養の状態に維持するには、湿地から枯れ草を運び出すことが大切です。

早朝の雪の中で、枯れ草の運搬作業

集積された枯れ草の山

2014年2月23日   足守山野草の会のご協力により「自然保護をふまえた山野草の育て方教室」を開催いたしました。会員を含めて23名の参加がありました。山野草を育ててみたい方は、自然保護にも関心を持っている方が多いといわれています。自然保護の観点から、①自生している希少植物を採取しない、②育てた希少植物を野生に戻さない、ことをお話しました。
佐渡では、国家プロジェクトしてトキを人工繁殖させ、自然に戻す活動をしています。山野草を育てている方の中には、自分が育てて増やした希少植物の種や球根を、絶滅が危惧されている自生地に植えられる方がいます。ご本人は、大変良いことをしたと思っておられます。同じ種類の植物であっても、遺伝子レベルで見ると自生地ごとに異なるといわれています。外部から持ち込まれた固有種と自生の固有種が結合して雑種化し、自生の固有種の遺伝子が未来永劫に失われてしまいます。生物多様性の観点から、絶対に行ってはいけない行為です。

山野草の育て方教室の案内板

山野草の育て方教室の風景1

長年にわたってサギソウを育てられている足守山野草の会の野上さんに講師をお願いし、経験に基づくノウハウを教えていただきました。野上さんが丹精込めて育てられたサギソウの球根を無償で提供していただきました。①球根の植え付け時期、②球根の植え付け方法、③肥料の与え方、④水のやり方、⑤植木鉢の置く場所など教えていただきました。

山野草の育て方教室の風景2

山野草の育て方教室の風景3

教室参加者から多くの質問がありました。サギソウを育てたが、花が咲かなかった経験のある方の悩みにも答えられていました。 サギソウが咲いたら写真を送っていただくことをお願いし、「自然保護をふまえた山野草の育て方教室」は、好評のうちに終わりました。講師の野上さんに感謝です。
教室終了後には、「龍泉寺の自然を守る会」への会員加入がありました。自然保護への賛同者を増やすことができました。

2014年2月23日  重井薬用植物園の片岡園長から、龍泉寺の湿地の水質調査結果の報告を受けました。
2013年3月、5月、8月、10月の計4回の水質調査の結果、各湿地の水質と植生について考察と湿地保全の助言がありました。 片岡園長の助言で、枯れ草の刈取りと除去を行う自然保護から、湿地の水質、水位の管理も含めた自然保全に活動がランクアップしました。

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